本の要約・紹介

小さな習慣とは何か？”小さすぎて失敗すらできない”ちょっとしたポジティブな行動。毎日、これだけはやると決めて必ず実行する。ほんのわずかな意志の力を使って実行し、自分は常に成功していると思えることが、自己肯定感を高めていく。

一生懸命、必死でがんばっているやつよりも、なんとなく楽しみながらやっているやつのほうが強い。「京都大学現役合格」「人気ブログ化成功」「シェアハウス運営」を達成できたのは、“しんどいことを避けて、勉強を楽しむ方法を身につけた”から。

人生100年時代：働き方や学び方、生き方が大きく変わる。目前に迫る長寿社会を楽しむ新しい人生のビジョン。教育、勤労、引退という３つのステージを生きた時代は終わった。では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。その一つの答えが本書にある。

フロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠アルフレッド・アドラー。「トラウマ」の存在を否定し「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言。対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、現代の日本にこそ必要な思想だと思われる。

多様性の豊かな組織や社会はほかに比べて革新的で経済をさらに大きく繁栄させる。致命的な失敗を未然に見つけ、生産性を高める組織改革の全てがここにある。