ゲームチェンジャー:世の中のルールを書き換え、限界を突破し、人々が自分の世界を変えるための知識と意識を伝授。
本能に支配されたエゴを克服して、真の目的を追求すれば、成功がついてくる。
脳エネルギーを本質に集中させる
自分にとって最も大事なことを優先し、それに誠実に向き合う。
意思決定に使える脳エネルギーには限界がある(意志力は筋肉に似ている)→習慣化が必要。
意欲がなければ吸収力は「10分の1」になる。弱さより強みにエネルギーを使う。
言葉を変えて限界を押し広げる
無意識に自分を弱める言葉を使っていると、他者があなたの誠実さを疑い始める。
やめる言葉
- できない。
- 必要がある。
- 悪い。
- やってみる。
流動性知能を高める
「読書」ほど効率の良いハックはない。
教えることでわかることは多い。
「視覚化」してイメージで記憶する。神経の4分の3は視覚と結びついている。
「呼吸」は脳を変えるドラッグである
どんなに成功していても、無意識に自分を尻込みさせているものがあることを受け止める。
邪魔な原始的本能をリセットし、恐れを克服する
ストレスホルモンは、自分に必要なエネルギーを蓄えるために免疫システムを中断する。
→病気の原因の90%以上
人生をその追求に捧げられるものを見つけ出す
諦めないうちは失敗ではない。
人のパフォーマンスを改善する最高の方法は、情熱と行動のつながりに注意を払うこと。
他者を気づかう人が持つ4つの特性:「素直さ」「思慮深さ」「責任感」「結果志向」
「休息」を増やして生産性を最大化する
アップグレードする時間:幸福になるためには休息が不可欠。遊び・充電の時間も確保。
性欲を支配して成功をつかむ
異性との不適切な関係や破壊的な行動で自らを貶めている。
ポルノ中毒:ポルノを定期的に視聴する男性の60%が、人間のパートナーとは性交不能。
良質の睡眠が幸福と成功をもたらす
脳の入眠・覚醒サイクルに合わせて眠り、目覚める人は、きびきび動いて生産的になれる。
睡眠パターンの遺伝子:くま型(通常)・ライオン型(朝)・オオカミ型(夜)・イルカ型(不眠症)
寝る前のブルーライトは、たとえLED光でも睡眠の質が損なわれてしまう。
「あおむけ寝」を避け、「横向き」で寝る。マウスピースの使用も考慮する。
間違いだらけの運動をやめよ
週3回以上走る人の80%は、年間通せば、必ずどこかをケガしている。
シンプルな動きをするための正しいフォームを身体に覚えさせる必要がある。
筋肉を鍛えれば、賢くなって、若返って、幸せになる。ストレッチと筋トレの組み合わせ。
長時間の有酸素運動は脳の加齢を速める。骨粗鬆症の原因になりかねない。
有酸素運動は、早歩き程度が効果的。
体と脳に良い食生活
何も食べずに長時間過ごすことは、大昔から人類が続けてきた健康的な習慣。
飽和脂肪酸(バター、ラード、ココナッツオイル)を使う。オリーブオイルは加熱しない。
腸内細菌を育てる。抗生物質投与肉、人工甘味料は腸内細菌叢を毀損する。発酵食品は有用。
幸福に必要な「ちょうどいい金額」を死守する
本能に抗ってでも生活維持に必要な収入源や蓄えを守べき。
大金は人に不全感をもたらす。
幸福な人は、生産性が31%高く、売上が37%大きく、創造性が3倍高い。
モノを捨てることで豊かになる。価値をもたらさないモノを捨て、大切なものを味あう。
一緒にいる相手があなたの幸福度とパフォーマンスを決める
コミュニティーの役割:困難な時に、気にかけてくれる人がいると感じることができる。
幸せは、伝染する。幸せな人に囲まれると、将来幸せになる可能性が高い。
誰にとってのヒーローになりたいか考える。
瞑想
シリコンバレーのエグゼクティブで瞑想をしていない方が避難されそうな状況。
何かに期待することをやめ、無心になって感情に抵抗するのをやめる。
新しい神経回路が形成され、潜在的な危険へと向けさせる意識を弱める。
有意義で建設的な苦悩と、無意味な心配の繰り返しとを区別できるようになる。
心は鍛えられる。毎日、少なくとも5分間の瞑想をしよう。先生につくのが最良。
自然の中で過ごす
室内に植物を取り入れる。農薬を使っていない有機栽培の植物。
太陽光を浴びてパワーを生み出す。ビタミンDの生成に必要。
泥にまみれ、自然環境で深呼吸する。清潔は不健康の元。微生物の多様性が健康のカギ。
感謝は人生を楽しむ最強ツール
感謝しているときは、神経系は安全を告げる合図に包まれている。
感謝を習慣化する。ベッドに入る前に感謝できることを思い浮かべる。
最悪のことも許す姿勢を大切にする。もっと悪い状況もあり得たのだ。
嫌なヤツにも感謝の気持ちを抱ければ、無駄なエネルギーを奪われなくなる。
アスプリー,デイヴ
シリコンバレーのテクノロジー起業家、バイオハッカー。ブレットプルーフ360創業者兼CEO。シリコンバレー保健研究所会長。バイオハックの父と呼ばれる。ウォートン・スクールでMBAを取得後、シリコンバレーで成功するも肥満と体調不良に。その体験から、ITスキルを駆使して自らの体をバイオハック、世界トップクラスの脳科学者、生化学者、栄養士等の膨大な数の研究を総合し、自己実験に100万ドルを投じて心身の能力を向上させる方法を研究。自らもIQを上げ、50キロ痩せたその画期的なアプローチは、ニューヨーク・タイムズ、フォーブス、CNN、LAタイムズ等、数多くのメディアで話題に。ポッドキャスト「ブレットプルーフ・ラジオ」はウェブ界の最高権威、ウェビー賞を受賞するなど、絶大な支持を誇る。