成果=スキル×思考アルゴリズム
思考アルゴリズムとは:「考え方のクセ」 変えることができる。
すぐやる人の思考アルゴリズム
ピッパの法則
アイデアを10個思いついたら10個実行。
ピッと思いついたら、パッとやる。その場ですぐやるか、いつやるかをその場で決める。
後でじっくり考えない。わからないことは、その場で質問し解決する。
優先順位のダブルマトリックス
重要度 高 緊急度 高、重要度 高 緊急度 低、重要度 低 緊急度 高、重要度 低 緊急度 低
すぐ終わるものは最優先 10分以内に終わるものは’今すぐ’やる。
期限に遅れない人
期限に遅れるのはスタートが遅いからと考える。
期限を守れない人は予想外のことが起きたからと考える。
10回に1回の法則
10回本気でやれば、必ず1回成功できる。人の3倍成功している人は、実行回数が3倍。
成功できないのは、心がおれる・時間切れ・資金切れ等で10回チャレンジできないから。
世の中はチャンスしかない
チャンスが来る人・来ない人ではない。チャンスに気づく人・気づかない人がいるだけ。
起きたことを「チャンス」ととらえる思考アルゴリズムを持っているか・いないかの差。
いつでもつかめる状態:日頃から礼儀正しく、困った人を助けること。
めんどくさければGO
「他人にはできないこと」「面倒くさいこと」をやる。両方できれば、大成功。
目標達成する人の思考アルゴリズム
最終目的逆算思考
「結局どうなればいいのか」という最終目的を特定する。
実現させるために最も簡単な方法を選ぶ。=目的への最短ルートを探す。
原因だと思っていることが、原因でも何でもないことがある。
武器の入れ替え
時代とともにテクノロジーが進化し、新しい戦力や戦術が生まれている。
パソコンからスマホ使用にシフト。Instagramの影響で綺麗な写真の重要性の増加。
戦い方は常に最新型に変えていく必要がある。
理論上成功する設計図
成果を出すための十分な準備と具体的な計画が必要。
「各作戦の具体的のアクション」と「作戦が成功しそうな確率」を冷静に判断する。
見込み数を上げるには、「施策案数を増やす。」あるいは「施策の成功確率を上げる。」
ノーミス人間になる思考アルゴリズム
3大欠落的欠点
人は自分の欠点から「無意識」に目をそらす。繰り返しても、自分の記憶に残らないミス。
- ケアレスミス:これくらいは小さなミスという感覚が世間と大きくズレている。
- スケジュール管理ミス
- タスク漏れ:わかるようにメモをする。
この世に仕方のないことは存在しない
上司は「自責で改善に取り組む人」を評価する。
松下幸之助「雨が降っても自分のせい」と言った。
チェックシート
ミスが多い人は、発生率が高いからではなく、チェックをしないことが原因。
でも仕事でもプライベートでもチェックシートを使う。漏れがなくなり、質が上がる。
肯定的イメージコントロール
「やってはいけないこと」ではなく、「やったほうがいいこ」とを伝える。
野球で、「変化球に手を出すな」→「ストレートを打て。」
自分で考え行動する人の思考アルゴリズム
アイデアだけでは無意味
アイデアをビジネスとして形にすることに意味がある。
競合が参入してくることを前提に事業プランを立てる。
真似できない品質で勝負するオンリーワン商品を開発する。
直感を数字に置き換える
不確実なものを見通せるようにするのがプロの仕事だ。
直感で判断せず、数字に置き換えて考えてみる。
成功確率70%でチャレンジ
「70%の確率でうまくいく」と判断したら、チャレンジしてみる。
失敗は会社の致命傷にならない範囲に限定する。
成功者の2割にフォーカス
成功者もただの人。2割が優れていて、8割は普通もしくは悪い部分もある。
2割の長所に集中して学ぶべき。その2割は「行動を実行に移す率」
後天的リーダー
5人に1人は誰でもリーダーにならざるを得ない時代。資質がないのになってしまう。
社会人になって初めてリーダーになった人は、元々リーダータイプではない。先天的にリーダーシップが備わっている人は、社会人になるまでに何度かリーダーを経験している。
「先天的リーダータイプ」の真似をしてはいけない。その器でないので空振りする。
⭐️ チャンスは無限にある。しかし、人生には限りがある。さあ、今すぐ始めよう。
木下勝寿
北の達人コーポレーション(東証プライム上場)代表取締役社長
エフエム・ノースウエーブ取締役会長
・市場が評価した経営者ランキング第1位(東洋経済ONLINE2019年)
・社長在任期間中の株価上昇率ランキング 第1位(日経ヴェリタス 2020年10月25日発行)
・「Forbesアジア優良上場企業200社」3年連続4度の選出
・日本国政府より紺綬褒章8回受章
1968年神戸生まれ。大学在学中に学生企業を経験し、卒業後は株式会社リクルートで勤務。その後、独立するも、事業に失敗しフリーターに。無一文の中、北海道が日本で最も可能性を秘めた土地であるという判断をし、パソコン1台で乗り込み移住。コネもツテも一切無い状況から1人で起業し、社員数たった70人で東証一部上場を成し遂げ、一代で時価総額1000億円企業に。
「びっくりするほどよい商品ができたときしか発売しない」という高品質の健康食品・化粧品で絶対利益が出る通販モデルを確立。自社ブランド「北の快適工房」で、販売実績日本一のオリゴ糖食品「カイテキオリゴ」や2年連続ギネス世界記録認定 売上シェア世界一となった「ディープパッチシリーズ」など数々のヒットを連発。ここ5年で売上5倍、経常利益は7倍。利益率29%は、上場している主なEC企業平均の12倍の利益率を誇っている。